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2016年4月の2件の記事

2016年4月30日 (土)

僕街AR

■ 一肇 『僕だけがいない街 Another Record』 
読みました。ある意味、原作最終巻より面白かったです。殺人者に共感を覚えるという点ではカミュの異邦人を連想しました(司祭を罵倒するシーンが大好きなんです僕w)。 

さて。小説版「僕街」は、原作を補完し、さらに新しい視点で物語を見せてくれます。原作で(意図的に)説明不足だった兄弟の話はもちろん、悟の幼少期のエピソードやケンヤの父親の話など、気になっていた部分をたくさん拾い上げて読解してくれているので、僕街ファンとしては嬉しい限り。でも「ワンダーガイ」はやり過ぎかなw。「リバイバル」の裏返しとしての「デジャヴ」も面白いです。コミック最終巻を読むと、そのあたり原作者も意識してるように感じられますね。 

突っ込み所は、序盤の悟のセリフに凄く違和感があることかな。悟にとって正義は「悪を倒す」ではなく「仲間を守る」というただ一点。それを成し遂げた現在、犯人を敵とは認識していないと思います。アニメも原作も、最後の対決で描かれたのは「恨み」「憎しみ」の感情ではなく、「理解したい」「理解されたい」という根源的な欲求でした。

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2016年4月28日 (木)

僕街8

■ 三部けい 『僕だけがいない街』 8巻 
待望の最終巻!なのに発売日がよく分からないって何事よ?Amazonで普通に売ってるけど…角川は頑なに5月2日って言うし…。ちなみに近所の書店では見つかりませんでした。それはさておき感想です。 

1ページ目からアニメと全然違う話なのでちょっと戸惑いますが、そこが面白いです。アニメでできなかったロジカルな頭脳戦って感じですね。ラストは…少し意外というか、犯人の心情もアニメとは違うパターンになってますね。結局何考えてるのかよく分からんけど。蜘蛛の糸とか。そのへんは小説版が補完してくれるかな?(まだ読んでません) エピローグは…ぶっちゃけアニメの方が声や音楽が付いてる分、感動的だったかもw 

最後に少しだけ突っ込み。
現実的に考えると、この犯人バレバレっすよね?悟が事件に遭った時、一緒に体育館を抜け出してるんだもん。まともなアリバイがあるとは思えないんだけど(笑) 

あ、そうそう、8巻はあとがきマンガが面白かったです。ななすけGJ。個人的には「大地さんは立ち姿がすでにケンヤ」のコマが好き。アニメやってた頃、大地葉さんのツイッター見て大笑いしたので。

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