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2008年10月28日 (火)

マンガの話 (4)

■ 遠藤淑子 『午後のお茶は妖精の国で』 1巻 
この人のマンガは初めて読みました。いや、なんかね、こないだamazonで「川原泉」を検索したら何故かこの本がトップに出てきて、なんでやねんと思いつつなんとなく買ってしまったワケで…。最初にページをパラパラとめくってみた第一印象は、「へったくそな絵だなー」でした。ヘタウマとか個性的とかそーゆーのでなく、ただ純粋に下手(笑)。少女ファイトの小田切学かと思ったもんw。まぁ慣れてくるとこれはこれで良いと思えるんですけどね。物語としては文句なしに面白いと思います。ギャグのセンスも好き。でも登場人物に「主人公」や「ファンタジー」といった言葉をしゃべらせるメタネタはほどほどにした方が良いと思うな。「もどかしい自分と葛藤するのは15歳の夜中にやれよ!!」は笑ったけどねww。
結論としては、川原泉が好きなら遠藤淑子もアリ、って事かな? 

■ 松本英子 『荒呼吸』 1巻 
オビのコピーは「薔薇色の人生」。作者の様々な体験を描いた実録マンガです。ルポ+エッセイという感じでしょうか。ハッキリ言って、めちゃめちゃ面白いです。なにしろ連載一回目のテーマが「露出魔」ですから。薔薇色って、一体どんな人生よ?とツッコミたくなりますよねw。
圧巻だったのはパニック発作の回。心因的な発作なんて体験してみなきゃピンと来ないと思うのですが、「得体の知れない私が全然言うこときいてくれない」「絶対に渡らない河を渡ろうとしている自分が見えた」といった表現が真に迫っていて、読んでるコッチまでヤバくなりそーで怖かったです。なのに、「花火」と書いて「ほっさ」とルビを振ってしまう作者の業の深さといったら。ホント、あんたスゲーよw。
個人的に共感したのは大統領暗殺の回。予知とか幽体離脱とか不思議体験の話ですが、それらを作者自身はわりと理屈っぽく捉えている所が面白いと思いました。僕も似たような考え方をしていて、例えばダウジングはワケが分からなくても現に実用化されてるんだし、心霊現象だの超能力だのもいつかは科学的に説明できるようになるんじゃない?と思ってます。

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