2017年11月19日 (日)

将棋の本

『聖の青春』(大崎善生/講談社文庫)を読みました。29歳の若さで亡くなった棋士・村山聖(さとし)の話。あまりに鮮烈で純粋な生き方に圧倒されます。命を削るような勝負の厳しさと、何気ない日常の愛おしさが心に残りました。

奨励会時代に付いた村山の愛称が秀逸で笑っちゃった。細野不二彦だっけ。懐かしいw

あと関係ないんだけど、なんとなく、『3月のライオン』の二階堂は途中で死んじゃったりしないよね?と心配になりました(アニメちらっと観ただけで原作読んでません)。

ついでに、ボストンのアルバム「幻想飛行」も買ってみました(蔦屋で借りるより安かったので)。1曲目「宇宙の彼方へ」が、なんだかどこかで聴いたような気がする……と思ってCDのケースを見ると原題が「More Than a Feeling」。あぁナーヴ・カッツェがカバーしたやつか!と一人で納得。

近所のツタヤでDVDも借りました。松山ケンイチの。あれ?ヤスケンが居る。何やってんだこんなとこで(笑)

村山が羽生を定食屋に誘うエピソードが良かったですね。小説では1ページも無いシーンに色々詰め込んで凝縮したような印象。

しかし、小説は読めば分かるけど、映画は自分で解釈しなきゃいけないから難しいなー。

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2017年11月 9日 (木)

OOPARTS

どうでしょうDVD(屋久島)の副音声を聞いて、OOPARTS面白そうだな~と思ったので、3作目「HAUNTED HOUSE」のDVDを買ってみました。

うーむ。これはまさに一級品のエンターテインメント。鈴井さん面白いこと考えるなぁ!すげぇ!そして危険!舞台で役者さんが落ちたり転がったり。体張り過ぎだってば。いかにも鈴井さんらしいけど。
藤やんは演技とか大丈夫なん?とちょっと疑ってましたけど、なんか面白い役どころでカッコ良かったっす。
そして森崎さんに笑いの神が降りる。Mr.モリックかよwwww

特典映像の座談会も良かったです。出演者がみんな楽しそう。そして案の定、怪我の話が次々と。鈴井さんの求めた舞台セットがもたらす緊張感、遺憾なく発揮されておりました(笑)

副音声はミスター&藤やんコンビ。藤やんの「水曜どうでしょうはエチュード」という言葉に「そうか!」と感服です。なんせ屋久島見た後ですから。鈴井さんの将来の野望はあまりに無謀。実現したら怖いわw あと藤やん相変わらず収録中に飲み過ぎw

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2017年11月 3日 (金)

Nスペ

明日放送のNHKスペシャルが面白そうです。ピラミッド透視のやつ。

てゆーかこのプロジェクト、去年の5月1日に「シリーズ古代遺跡透視 プロローグ」が放送されて以来一向に音沙汰が無く、その後どーなったんだろう?とずーっと気になってました(笑) 
んで、つい最近ネットニュースのヘッドラインで見かけた気もしますが、今回、何らかの成果があったって事でいいんだよね?期待して観ますよ?

【追記】
観ました。
今回は空間を発見した所までで詳細はやっぱり今後の調査次第なのね。個人的にはミイラや副葬品の行方よりも建造方法が知りたいので、この程度の発見ではまだまだ不満です(笑) 
番組的には、空間を発見するまでの過程が見所かな。名古屋大と高エネ研で異なる結果が出るあたりは「なんでだ?」と好奇心をくすぐられます。
あ、あとカナダチームの発見も面白いですね。グッジョブ。

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2017年11月 2日 (木)

MP2017

4月から録り溜めていたEテレのムジカピッコリーノが10月で一段落したので一気に視聴してみました。全20回+特別編4回で計4時間。相変わらず面白いわ~これ。アリーナはついに卒業です。もう5年にもなるんですねぇ。来年はどうなるんだろう?これにて完結って事はないよね?

シリーズ5期目は、ムジカドクター最終試験という設定。船もメンバーも変わって、題材は楽器から楽曲に戻りました。

一番印象に残ったのはダフトパンクかな。曲の成り立ちがモンストロのデザインやストーリーに生かされていて面白いです。「ファランドール」の合体も良かったですね。最後のモンストロは「Don't Stop Me Now」でした。3期のラストも「I Was Born To Love You」だったので、やっぱりクイーンは凄いなー(小並感)。

特別編はアリーナが仲間たちと再会する話。最終回では「アルベルトでかっ!」と驚愕しました。3年見ないうちにめっちゃ身長伸びてる~www
エリオットもいつの間にか成長してるし・・

余談。
僕の好きな某アイドルが、好きなアニメを訊かれて「おさるのジョージ」「はなかっぱ」「ひつじのショーン」などと答えてました。この人絶対ムジカピッコリーノ観てると思う(笑)

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2017年10月29日 (日)

どうでしょう27

水曜どうでしょうのDVD出ましたね。第27弾でひとまず完結らしいです。・・結局、四国R-14はDVD化されないって事でいいのかな?

さて屋久島。
どうでしょうで一番と言って良いくらい印象に残ってませんw。なんでかなー。重大発表とかベトナムとかインパクトあり過ぎて忘れちゃったのかな。あと西表島が名作過ぎるってのもあるよね。しかし!今回のDVD、副音声が絶品でした。 
まず第1夜は安田さん。品川の本屋とかお兄さんの話とか。「長い目で見てもらえた」という言葉には深みがあります。 
第2夜は音尾君。「NACSの中で一番年上でしょ」は笑ったわ。どんな仕事してんのよ(笑)手紙の件は懐かしいなw公式サイトにまだ残ってますw 
第3夜、大泉さん。「すべてが美しいんだよねぇどうでしょうってのは」という言葉にちょっと共感しちゃったw「映画は奥行きだからね」は名言。心理学の先生が書いたどうでしょうの本を思い出します。
第4夜、演出家の鈴井さん。今回は完全にOOPARTSの話。語るのは全部藤やんですけどねwそのままDISC2に。鈴井さんは0から1を作って藤やんが1を100にするという話が興味深いです。
そしてラストはもちろん、大泉さん。脱皮の話で爆笑。あー面白かったwww

あと、どこかで読みましたが、どうでしょうの新作は来年放送だとか。一体何やるんですかねー??

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2017年9月14日 (木)

邦題と原題

DVDで「LIFE!」という映画を観ました。2年前にレンタルしてハードディ(ry …ってヤツですけど。なんで観ようと思ったかは、もちろん、先日読んだ北村薫の本に『虹をつかむ男』の話が出てきたからです。

序盤見て「振り子とチーズケーキ」みたいな話かなと思ったら途中でがらっと変わりましたね。面白かったです。でもオチはかなり予定調和な感じかなぁ。ちなみにYahoo!知恵袋に「LIFE誌の実際の最終号の表紙」があったのが面白かったです(なんかしょーもない写真だったw)

さて。「虹をつかむ男」について北村薫はこう書いています。
昔は映画のタイトルの邦訳にも味があった。今なら、そのまま「ザ・シークレット・ライフ・オブ・ウォルター・ミティ」などとなりかねない。
確かに、直訳するくらいならカタカナのままでいいという風潮はありますよね。「LIFE!」の場合は主人公の勤め先がLIFE誌の編集部なのでこれが正解なのかな。

あと余談ですが。映画のタイトルで印象に残ってるのはやっぱり「ロック・ユー!」ですね。ネットのレビューなどではこの邦題が不評だったんですけど、映画の雰囲気って言うかノリが伝わってくるので僕はお気に入りです。

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2017年8月27日 (日)

北村薫

本棚の肥やしを少しでも整理しようという事で、『北村薫の創作表現講義』という本を読みました。タイトルの通り、北村薫が大学で行った講義を本にしたものです。えーと、2008年の発行ですね。

ひとつの話題から連想ゲームのように次々といろんな話題へジャンプしてゆく様子はさすが北村先生といった所。その軽快な語りにつられるように、自分自身の読書体験がフラッシュバックするのも気持ちイイです。

とりあえず僕、「腰折」という言葉はもう一生忘れないと思います。ここのくだり、ほぼ100%の読者が「辰巳芸者」を連想したでしょう(笑)

「蹌踉と」って難しい言葉だよね、という話が出た少し後、何事も無かったように「蹣跚と」という言葉が使われていたのも面白かったです。思わず「何だって?」と二度見してしまいました。読めないし…。この奇妙な連鎖が意図的なものではなく、偶然の結果って所がポイントで、これもまた「北村薫あるある」ですねw

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2017年8月22日 (火)

フェルマーの最終定理

先日「バーナード嬢曰く」のDVDを見返した影響もあって、長年ずーっと本棚で眠っていた『フェルマーの最終定理』(サイモン・シン)を読んでみました。何気に奥付見たら2000年1月発行、2002年12月に19刷だって。すげー。

感想は、本当に面白かった、という一言に尽きます。前半、前置きが長いと感じる部分もありますが、後半は一気に読めてしまいました。読みながら、残りページがどんどん減ってゆくのが惜しいという気持ちでした。

ピタゴラスからワイルズまで、数学の歴史を俯瞰しながら駆け抜けるような感覚は、哲学史を扱った『ソフィーの世界』に近い気がします。僕的には、『ソフィーの世界』は一大ブームだったけど、『フェルマーの最終定理』はエヴァーグリーンという印象かな。読み終わった後、文庫版が欲しくなりました。ブックオフにあったら買うかもw

さて、この本、BBCテレビの制作局長がワイルズに取材協力を依頼する場面から始まるのですが、その番組は日本でも放送されました。

当時、海外の教養ドキュメンタリーを紹介する「知への旅」(NHK教育)という番組がありました。現在放送してる「地球ドラマチック」に近いかな。その「知への旅」で、今でも一番印象に残ってるのがこのフェルマーの最終定理の回です。
番組では、メイザー、リベット、コーツ、カッツ、サーナク、コンウェイといった本書の登場人物が実際にコメントしていました。もちろん、「あんな事はもう二度とないでしょう」と涙ぐむワイルズや、「I told you so.」と笑う志村五郎も見れますw

本に出てくる「ラングランズ・プログラム」について。
わりと最近(と言っても2015年か)Eテレの「数学ミステリ―白熱教室」という番組で紹介されてましたね。僕には難しくてさっぱり分かりませんでしたが…

「シリコンの証明」について。
チューリングがコンピューターを駆使してリーマン予想を否定しようとしたエピソードを思い出します。コンピューターが定理の誤りを発見した場合、それは人間にも理解できますが、コンピューターが定理を証明しても人間が納得するのは難しいですよね。「その定理がプログラムによって証明できること」を証明しなきゃならないし、「そのプログラムにバグが無いこと」の証明はもっと面倒くさそうw
ちなみに、リーマン予想に関してもNHKの番組で観ました。こちらはDVDにもなっています。一見無関係な分野に橋を架ける事がブレイクスルーとなるのは、科学の物語に共通するドラマですね。

以下余談ですが、ちょっと個人的な疑問。

第3章の「無限」と「素数」の話の中に「無理数の無限集合は有理数の無限集合より大きい」ってあるけど、これホントなの?うーむ。一方が整数とか不連続なものなら分かる気もする…かなぁ?
ついでに、素数を使った暗号の仕組みが未だによく分かりません。鍵が2つあって、暗号化の鍵だけでは復元できないって事なんだろうけど…難しいっすねー。
あと第6章、微分幾何学と宮岡洋一の話で「対応するフェルマー方程式は有限個の整数解しか持たないことを証明した」という部分。フェルマー方程式の整数解って「無い」か「無限にある」かの2択じゃね?と思うんだけど…

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2017年5月 2日 (火)

小林賢太郎の

コントマンシップ・カジャラ#1『大人たるもの』
DVDレンタルで観ました。約1年前に観たポツネンや小林賢太郎テレビがイマイチだったんでどーかなーと思ってましたが、普通に良かったです。GOLDEN BALLSのノリに近いけど、あんまり尖ってない印象かな。もっと実験的なヤツも見てみたい気はしますが、出演者がみんな上手いので普通に演技するだけでめっちゃ面白いです。トリカワ君好きwww

音楽はいつもの徳澤青弦さん。今回、なんかちょっと前衛的。サントラも出てるのか。うーん、聴いてみたい…かな?微妙?

ところで、「いろまき」って今知ったんですけど、なにこれ?アニメ?面白い?

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2017年4月30日 (日)

夢の話をする

「夢」といえば寺尾聰主演の黒澤映画ですがそれは関係なくて。

全てがプラスチックのような手触りの。80年代の記憶をぶちまけたような。そんな夢を見ました。あの頃、ジャンプ読んでなかったし、夕焼けニャンニャン観てなかったし、友人の会話に付いて行けなかったなぁ(笑 
子供の頃に観たテレビで覚えてるのは、レンズはさぐる、からのウルトラアイ。カール・セーガンのコスモスも心に焼き付いてます。音楽は特に。

夢の内容はぐちゃぐちゃでうろ覚えだけど目が覚めて最初に思ったことが、スポロガムのおまけみたいな夢を見た、という感想。脳みそが変なモードに切り替わってるなぁ…。アタマの中で安全地帯の曲かかってるし…。この曲、「夢のつづき」だっけ。

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2017年4月 8日 (土)

どうでしょう26

遅れ馳せながら、水曜どうでしょうのDVDが面白かったので少しだけ感想。
第26弾は四国八十八ヵ所3と絵はがき2。どうでミー賞などでも上位には来ない地味目な企画ですが、個人的には隠れた名作と思います。

DISC1のコメンタリーは森崎さんたっぷりで嬉しいです。貴重な話が盛り沢山。モリ侍とかMr.モリックとか懐かしい。リーダーの縄抜けは奇跡的な面白さでした。椅子に座ったままピョンピョン跳ねてくんだよね(笑)
いま調べたら「いばらのもり」DVD化されてたのか…知らなかった。

DISC2は、まずOPアニメで感動。素晴らしい。絵はがき2も好きな企画。潮来→札幌のくだりは何度見ても笑えるし、高千穂も面白い。そして特典の未公開映像が秀逸。食レポが斬新すぎて久々に声出して笑ったわww西表の夜釣り以来の衝撃。

「手漕ぎボート」は前回(深夜バスだけの旅)の副音声で言ってたジャンボリーの素材。副音声での「消費者金融」「無審査」「高利貸し」といった言葉の選択は流石です。JASRAC問題はどーなったんでしょうね(笑)

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2017年3月25日 (土)

同人漫画の話

コミケとか特に興味はないし、同人誌とは縁の無かった自分がいつどこで知ったのか、何がキッカケだったのか忘れましたが、数年前から粟岳高弘(あわたけ)の「ぬむもさん」シリーズにハマリまして、新作が出る度にDL版を購入して読んでおります。たぶん、「芦奈野ひとし」とか検索中に引っかかったのかなぁ。田舎でまったりSF、という感じで共通項もありますし…。
とりあえず某DLショップで買える主な作品(一般向け)と、近年の単行本『いないときに来る列車』『鈴木式電磁気的国土拡張機増補版』『取水塔』の3冊は読みました。面白さととっつき易さではやっぱり「ぬむもさん」が一番かな。見た目もカワイイし。他の作品は内容的に人に勧めづらいし(笑)。

『いないときに来る列車』は「ぬむもさん」と世界観を共有する「斥力構体シリーズ」をメインに収録した本で、ぬむもさんから入った僕としては読み易くて面白かったです。ぬむもさん第0話にあたる話もあります。あと「中内田ヘゲモス」は名作。ぼっち少女のコンタクトSF。

『鈴木式電磁気的国土拡張機増補版』は、ぬむもさんとは別の世界設定で描かれた「遷移点シリーズ」の本。元は十数年前に発表されたシリーズで作者いわく「近作よりもわかりにくい」とのことですが、僕はすんなり入ることができたし非常に楽しく読めました。不気味な造形の生命体がだんだん可愛く見えてくるから不思議(笑)。「増殖改変体第5形態」は『取水塔』の元になった話かな?

『取水塔』は上の2冊とは違い、1冊で1つの物語になっています。あわたけ作品では珍しく「結末がある」のが最大の特徴かな。僕的には一番とっつきにくかった作品で、たぶん登場人物が多くて読むのが面倒だったんだと思うw。なんてゆーか、星新一の長編小説を読んだような気持ち?(笑) あとがきを見ると、ぬむもさんシリーズも単行本化されそうな気配なので楽しみです。

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